タイルの価値 VALUE OF TILE

タイルの価値

タイルの歴史

ヤマセの所在する岐阜県の東濃地方は、国内最大のモザイクタイル生産地で、それに関連する産業が発展してきました。

日本での始まりは6世紀、仏教伝来とともに寺院の装飾用として中国のタイルの原型『塼(せん)』が導入されたことがきっかけと言われています。当時は輸入が中心で国内で生産をされることはなかったですが、昭和10年初頭、海外のタイルの美しさに惹かれ日本にその文化を取り入れ生産を試みたことが日本のタイル生産の始まりと言われています。

良質な原材料を採掘できた岐阜県の東濃地方は、そこから一気に日本のタイル生産の中心地として発展し、特にバブルの時代ではマンション需要の高まりと共に外壁タイルは「あこがれの住居の装飾品」として人々から求められ、最盛期では国内生産の8割以上を岐阜県の東濃地方で生産していました。

現在は主として建築用に用いられていますが、 特殊なものとしては、スペースシャトルなどの宇宙船の外装に使用される耐熱タイルもあります。他に、モザイク画や陶板複製画のように美術性の高いタイル、陶板浴のように健康を目的としたタイルなども存在しています。

タイルの価値

建築では一般に「タイル」といえば、陶磁器製のものを指すことが多く、材質は、吸水率の違いにより、陶器質・せっ器質・磁器質タイルに分けられています。タイルメーカーでは、タイルの適した用途に応じ、屋内の水廻りや壁、床用、屋外の壁、床用などに分けていて、一般的に、「タイル」を建築躯体へ貼付けることで、防水性が向上し、かつ、建築躯体の劣化を防止することができます。また、「タイル」には様々な色彩、材質、形状のものがあり、これら「タイル」の選択により、建築外装や内装、道路等、デザイン性を豊かにすることで、住空間や社会空間を豊かに魅せることができるというメリットがあります。「タイル」の弱点として、貼り付け施工時の不具合による剥離、落下事故が起こることがありましたが、現在では、モルタルと混ぜられる接着剤の性能や、施工法の向上が行われ、事故は減少傾向にあります。そのため、タイル貼の建築物は、他の外壁仕上げに比べイニシャルコストがかかる反面、耐候性に優れ、メンテナンスも比較的容易で、意匠上美しいことから、公共建築物やマンションなどで広く選択されています。

タイルの未来

日本におけるタイルメーカーは、量産を得意とする大手から特殊なタイルを作る中小企業まで様々でありますが、近年は需要の減少と共にメーカーの撤退が進んでいます。中部地方には、良質な陶磁器の土が採掘されることから、原土や顔料を扱う原料会社、タイルメーカーやタイル販売商社など、多くのタイル産業が集積しています。「タイル」は、歴史と伝統のある地場産業ではありますが、それ故にタイル業界は保守的なところもあり、海外メーカーとの今競争もあり、多くの課題を抱えている業界でもあるのです。

しかし近年、「タイル」の原料メーカーとタイルメーカー、そして建材メーカーがタッグを組み、様々な新製品タイルを生み出しています。
リサイクル可能な「タイル」や、汚染物質を取り除く「タイル」、または、ヒートアイランド現象を低減する「タイル」等、伝統と最新技術が融合がして、新たなイノベーションが始まっています。

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